Recommended Roofing Material
おすすめの屋根材について屋根材にもさまざまな種類があり、メーカーから多くの異なる製品も発売されています。リフォームや葺き替えを考えられたときに、どの屋根材がいいのかわからないという方もおられるかと思います。後藤板金はこれまで津市・鈴鹿市を中心に屋根葺き替え工事・屋根カバー工法など様々な屋根工事に携わってまいりました。その中で耐久性という観点からおすすめできる製品についてご紹介いたします。
実際に使用する屋根材は、お客様のご状況やご希望に合わせて最適なものをご提案いたします。
Nisc Color Pro
ニスクカラーPro「ニスクカラーPro」は、日鉄鋼鈑株式会社から発売されている屋根材です。
同シリーズのニスクカラーには耐久性の高いガルバリウム鋼鈑が使用されていますが、ニスクカラーProにはガルバリウム鋼鈑をさらに改良したＳＧＬ鋼鈑が使用されています。日鉄鋼板株式会社はこのSGL鋼鈑を開発した会社です。SGLはガルバリウム鋼鈑の三倍錆びにくく、さらに高い耐久性を誇ります。さらにニスクカラーProは塗膜15年保証もついて安心してお使いいただけます。
画像出典：日鉄鋼鈑株式会社
ニスクカラーProの特徴
次世代ガルバリウム鋼鈑・SGL鋼鈑を使用
ニスクカラーProは、ガルバリウム鋼鈑に組成にマグネシウム2％を添加することで、さらに錆びにくくなったSGL鋼鈑を使用しています。SGL鋼鈑の組成は、アルミニウム：55％、亜鉛：41.4％、シリコン：1.6％、マグネシウム：2％。
ガルバリウム鋼鈑の耐食メカニズムを活かしながらマグネシウムを添加することによって耐食性をさらに強化しています。特に厳しい腐食環境で効果を発揮し、ガルバリウム鋼鈑の約3倍の耐食性をもっています。
塗膜の保証15年付き
つやあり色も含めた、全色に対して15年の塗膜の保証が付きます。
メーカーが長期の実験を重ね、塗膜の仕様を再設計し、ふくれやはがれに強い塗膜を実現しています。
また、塗装鋼鈑の下地として優れた性能をもつSGL鋼鈑との相乗効果による抜群の耐久性で長期間塗膜が長持ちするため安心して使用が可能です。
高い遮熱機能
ガルバリウム鋼鈑やSGL鋼鈑は薄い金属板のため、どうしても熱を集めやすく高温になりやすい性質があります。
しかしニスクカラーは太陽光に含まれる赤外線を反射する顔料を配合した塗装をほどこしているため、屋根材そのものに遮熱の効果があります。日光による鋼鈑温度の上昇を抑えて、屋根裏や室内に熱が伝わるのを防ぎます。
日鉄鋼鈑株式会社はこの遮熱メカニズムを適用した遮熱鋼鈑を日本ではじめて商品化しています。
軽量なため耐震対策にも
ニスクカラーProの重量は、1㎡あたり約4～5kgです。瓦屋根は1㎡あたり50～60kg、スレート屋根の場合は1㎡あたり約20kgなので非常に軽い屋根材です。
軽い屋根に葺き替えると、建物への負荷も抑えられ、さらに建物の重心も低くなるためもしも地震が起こった時にも揺れが重い屋根に比べて軽減されます。
カラーバリエーションが豊富
ニスクカラーProにはつやありとつや消しがあり、カラーバリエーションは全34色と豊富です。落ち着きと高級感のある色合いから、モダンなものまで幅広く用意されています。
ニスクカラーProの種類
ニスクカラーProには高い耐候性を備え光沢を抑えた高級感のある「GHシリーズ」と、キズのつきにくさを向上した「GCシリーズ」があります。
GHシリーズ
色相ごとに樹脂・顔料の再設計を行うことで耐候性を向上し、その中でも特に耐候性に優れた色相に厳選することで、これまでフッ素塗装鋼鈑でしか実現しなかった変色および退色への15年保証を実現しています。光沢を抑えた高級感のある仕上がりになります。カラーバリエーションは落ちついた色味の9色が用意されています。
GCシリーズ
ニスクカラーに特殊なガラス繊維を配合するなど、独自の塗膜強化技術を適用して塗膜を再設計したことで耐傷付性が向上しました。傷がつきにくくなることで加工時などに取り扱いやすくなっています。色にはつやあり18色とつや消しが7色の2パターンと豊富なバリエーションから選べます。
屋根の状態を診断をさせていただき、またお客様のご要望もお伺いした上で、最適な屋根材をご提案いたします。
津市や鈴鹿市にて屋根のリフォームをお考えの方、屋根材にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。