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屋根カバー工法(重ね葺き)

屋根カバー工法とは重ね葺きとも呼ばれるように、現在の屋根の上から防水シートを張り、新しい屋根材を被せる工法です。スレート屋根に金属屋根(ガルバリウム鋼鈑もしくはSGL鋼鈑)を被せる工事がよく行われています。
屋根葺き替え工事と比べると、既存の屋根を解体・撤去しないためその分工事費用が安く抑えられ、また工事期間も短くなります。
三重県津市で屋根カバー工法をお考えの方はお気軽にご相談ください。

屋根カバー工法とは?

現在日本の多くの屋根には、スレート(カラーベスト、コロニアル)が多く使用されています。スレートの耐用年数は約20〜30年程度。耐用年数を過ぎると大きく劣化するため本格的な改修工事が必要になり、葺き替えかカバー工法を選んでいただくことになります。
葺き替え工事は既存の屋根材と防水シートもすべて撤去・解体して屋根全体を新しくする大がかりな工事です。カバー工法は既存屋根はそのままで、防水シートと屋根材を現在の屋根材の上に被せるため解体・撤去が必要なく葺き替え工事よりも費用や工期を抑えることができます。カバー工法では通常軽量な金属屋根を被せます。工費や工期が抑えられるのでスレートの改修ではカバー工法が主流になっています。

屋根カバー工法のメリット

屋根材の解体・撤去費用がかからないため工事費用を抑えられる

カバー工法では現在お使いの屋根を撤去・解体せずそのまま使用するため、解体・撤去費用が不要になります。
その分葺き替え工事よりも屋根リフォーム費用を抑えることができます。また古いスレート屋根などにはアスベストが含まれていることがあり、もしも既存屋根材にアスベストが含まれていると、撤去や処分費用に追加で20~50万円ほど必要になりますが、カバー工法の場合はこの費用も不要になります。

工期が短くて済む

葺き替え工事と比べると、カバー工法は屋根材の解体・撤去という工程が不要になり、その分工程が少なくなり、リフォーム工事期間が短くなります。

屋根の遮音性・断熱性・防水性が向上する

カバー工法では多くの場合ガルバリウム鋼鈑を使用します。
最近では断熱材一体型のガルバリウム鋼鈑の屋根が多いため、屋根の断熱性が向上します。また屋根が二重になるため屋根の遮音性も向上。既存の屋根の上から防水シートと屋根材を被せるので防水性もアップします。

屋根カバー工法のデメリット

屋根が重くなる

カバー工法は、現在の屋根の上に新しく屋根材をかぶせるため、屋根が二重になります。その分屋根材の重量も増えるので、屋根が重くなってしまいます。
屋根の重さが増えると、建物の重心が高くなり、地震で揺れた際に揺れ幅が大きくなります。そのため、カバー工法では軽量な金属屋根を使うのが一般的です。ガルバリウム鋼板は非常に軽量な屋根のため、さほど重量が増えないことと、平面荷重で屋根全体に重みが分散するので耐震にそれほど影響しません。

瓦屋根には施工できない

カバー工法を行うには、屋根の面が平らである必要があります。そのため瓦屋根のように凹凸が大きく波打っている屋根には施工できません。
瓦屋根はもともと重量のある屋根なので、屋根が二重になって重量の増すカバー工法は適していません。瓦屋根の場合は葺き替え工事になります。

中まで傷んでいる場合には施工できない

雨漏りが屋根の内部にまで浸食している場合や築40年を超えている場合など、屋根下地や躯体にまで痛みが発生している屋根には、カバー工法をしてしまうとそのまま内部で痛みが進行してしまう可能性があり、おすすめできません。
修理コストはかかりますが屋根を剥がして痛みのある下地材をしっかり修理することが長期的に家を守ることになります。

葺き替え工事との比較

カバー工法は、今ある屋根材を撤去せず、新しい防水シートを張り、その上に新しい屋根材を張って被せます。
そのため防水シートと屋根材という二つの防水機能が新しくなります。
葺き替えと違って既存の屋根と下地材をそのまま利用するため、下地材の傷みが激しい場合にはカバー工法は施工できません。

葺き替え工事 カバー工法
既存の屋根材 解体・撤去 残して上から新しい屋根材を被せる
下地材 野地板は修繕もしくは張り増し。防水シートは交換 既存の下地材・屋根材の上に新しい防水シートを敷く
費用 高め(カバー工法の1.2~1.5倍) 安い(撤去・処分代が抑えられる)
期間 長い 短い
耐震性 高い(金属屋根の場合軽くなる) やや低い(既存の屋根材に被せるため重くなる)

※下地材はカバー工法でも野地板を既存屋根の上に張り増しするなど屋根の状態によって異なります。

こんな屋根の症状に注意!

普段目にしない屋根。もしもご自宅の屋根に下記のような症状がでていたら、一度無料点検をご検討ください。気になるところがあれば些細なことでもぜひご相談を!

屋根本体のズレ

屋根葺き替えサイン:屋根本体のズレ

熱の影響や劣化で屋根を打ち付けている釘や接着のゆるみが発生し、屋根材のズレや落下の原因となります。

瓦の剥がれ

屋根葺き替えサイン:瓦の剥がれ

熱の影響や劣化で釘や接着のゆるみが発生し、屋根のズレ、落下の原因となる

ヒビや割れ

屋根葺き替えサイン:ヒビや割れ

熱の影響や衝撃でヒビや割れが発生します。放置すると隙間から雨水が浸入し、雨漏りや腐食の原因になります。

金属屋根の錆び

屋根葺き替えサイン:金属屋根の錆び

衝撃などの傷から発生したり、他の金属との接触、外的環境から発生します。錆びは放置すると広がり、鋼板自体の劣化につながります。

コケ

屋根葺き替えサイン:コケ

表面の塗膜の劣化により、防水性が低下しコケが付着します。いつも湿気がある状態になり、鋼板自体の劣化につながります。

板金の釘抜け

屋根葺き替えサイン:板金の釘抜け

棟板金などを固定する釘は、築7~10年で熱など様々な原因で次第に緩んで抜けてしまいます。抜けると雨水が浸入し、雨漏りや腐食の原因になります。

棟板金の下地の腐食

屋根葺き替えサイン:棟板金の下地の腐食

棟板金を支える下地は多くが木材が用いられています。経年劣化により隙間が生まれるとそこから雨水などが侵入して腐食してしまいます。

定期的なメンテナンスが屋根の寿命を延ばします

屋根は普段視界に入らないため、変化に気づきにくい場所です。屋根は丈夫でいつまでも長持ちするものを思っている方もおられるかもしれません。しかし屋根にはみな耐用年数という寿命があります。そして日々雨風や気温変化、紫外線に晒されており、ゆっくりと劣化しています。
何もメンテナンスをせずにほったらかしにしていると劣化が早くなります。定期的に診断を受けてチェックし、メンテナンスすることで寿命を延ばすことができます。

診断を受けて早めに不備を発見し修繕しておくことで、屋根まるごと葺き替えなど大きな工事になる前に対処ができます。
多くの場合、雨漏りなどの被害が出てからはじめて屋根の異常に気付くことが多いです。もしも被害が内部まで進行していた場合には、工事費用が高額になってしまいます。
そうなる前に定期的な点検をすることで大切なご自宅の寿命ものばすことができます。
屋根のメンテナンスサイクルは8~12年と言われています。これは塗装や板金などに異常がないか点検する年数の目安です。

Flow

屋根カバー工法の流れ

近隣のお宅へご挨拶

屋根工事は大規模な工事になります。足場の設置などの騒音や工事車両の出入りなど、最新の注意を払いますが、周囲にご迷惑になることがあります。ご近所様とトラブルにならないように、事前にご挨拶に伺います。

足場の設置

屋根工事は高所作業になりますので、足場を設置します。屋根工事は足場専門の会社が設置を行います。足場は職人の安全を守り、また安定した作業性のよい足場を設営することで作業効率が上がり、安全に確実に工事を進めることができます。粉じんや埃などが周囲に飛散しないように、メッシュという飛散防止用のネットで覆います。

既存屋根の撤去、下地板(野地板)設置

棟板金・雪止めなど各部材の撤去

次に必要に応じて屋根を水洗いします。そして屋根の棟板金やケラバ・壁際などの板金、そして雪止めなど撤去します。板金と合わせて棟下地(貫板)という下地材も撤去していきます。

棟板金の撤去・雪止め金具の撤去

防水シートの施工

次に既存の屋根の上に新しい防水シートを敷いていきます。軒先から棟に向かって約10㎝ほど重ねながら敷いていくのがポイントです。
防水シートは屋根材から漏れてきた雨水などを最終的に防いでくれます。屋根カバー工法を行う一番の目的はこの防水シートの張替えといえます。

防水シート敷き

各部品の取り付け、屋根材の設置

ケラバ部品など各部材を取り付けていきます。これらの部材は水切り板金とも呼ばれ、入り込んできた水を流すための重要な部材です。そして新しい屋根材を防水シートの上から設置していきます。
軽くて耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用した金属屋根がもっともよく使用されます。屋根が二重になるカバー工法では、軽量な屋根を選ぶことで重量を抑えることができます。
屋根材には様々な種類がありますが、一枚当たりの横幅が長いものを選ぶと屋根の継ぎ目が少なくなり、その分雨の侵入も防ぐことができます。お客様のご希望や屋根の状況によって一番最適な屋根材をご提案いたします。

屋根材の設置

貫板・棟板金の設置

屋根材の設置が終わった後に屋根のてっぺんに棟板金を施工します。棟板金は屋根の接合分を覆い、屋根の頂点を保護します。棟板金の下には貫板という下地材を設置し、その上に棟板金を釘で固定していきます。
棟板金は屋根の頂点に位置するため風雨の影響を受けやすく、屋根の中でも不具合が起きやすい場所でもあります。貫板は従来は木材でしたが、最近では腐食しにくいプラスチック樹脂製も登場しています。また棟板金の材質は丈夫なガルバリウム鋼鈑が主流になっています。

貫板・棟板金の設置

検査・工事の完了

屋根の板金の隙間にシーリング材を充填し、必要に応じて雪止めを設置して完工です。最後に工事の仕上がりを検査し、不備がないか確認をします。お客様にもご確認していただき、全体に問題がなければ足場を解体し完工です。
カバー工法は屋根葺き替え工事と比較して短期間で工期が終了します。防水シートと屋根材を新調したため屋根の機能が新しくなりました。最後に清掃・足場会社にて足場を解体し終了です。

カバー工法の完了

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